ほっともっとを辞めたいけど、次に何をすればいいかわからなくて迷っている。
そんな気持ち、すごくわかります。
ぼく自身、ほっともっとで働いていた時期があります。
ピーク時間のレジ・調理・受け渡しが同時に押し寄せてくる感覚、出勤前から憂鬱になる感覚、「自分だけできていない」と感じるしんどさ。
そこから抜け出して、いくつかの仕事を経験してきました。
この記事では、ほっともっとがきつかった理由を振り返りながら、次に選ぶべき仕事の特徴をぼくの体験談をもとに話していきます。
「辞めるかどうかまだ迷っている」という人にも、「もう辞める気持ちは固まっているけど次が不安」という人にも、参考にしてもらえると思います。
結論から言うと、ほっともっとがきつい人には「向いている仕事の方向性」があります。
自分がなぜきつかったのかを整理すると、次の仕事選びで同じ失敗をしなくて済みます。
順番に話していきますね。
ほっともっとがきつかった人には共通点がある

まず最初に言いたいのは、「ほっともっとがきつい」という感覚は、あなたの努力不足でも根性不足でもないということです。
ぼくが実際に働いてみて感じたのは、この仕事が合う人と合わない人がはっきり分かれるということでした。
一番しんどかったのはレジでした。
昼のピーク時間(11:30〜13:00)になると、注文を取りながら会計をしながら商品を渡す、という3つのことが同時に押し寄せてきます。
電話注文まで入ってくると、頭の中が真っ白になるんです。
「慣れれば大丈夫」と言われても、慣れる前の時期が本当につらい。
周りはテキパキ動いているのに自分だけ遅れている感覚が続いて、だんだん出勤前から憂鬱になってきます。
この感覚、覚えがある人は多いんじゃないでしょうか。
そしてこれは「ほっともっとが特別ひどい職場だから」ではなく、「マルチタスク・接客・スピード重視の仕事が自分に合っていない」というサインである場合がほとんどです。
つまり、しんどさの原因を正しく理解することが、次の仕事選びで一番大事なことです。
「ほっともっとが自分に合わないと感じている」という人は、ほっともっとが合わない人へもあわせて読んでみてください。

「向いていない」は恥ずかしいことじゃないです。合わない仕事を無理に続けることの方が消耗します。
なぜほっともっとがきつかったのか、正直に振り返る

次の仕事を選ぶ前に、まず「なぜきつかったのか」を整理しておくことが大事です。
ぼく自身の体験を振り返りながら、正直に話します。
ほっともっとがきつい理由は主に3つあると思っています。
この3つは、どれも「根性が足りない」とか「慣れが足りない」という話ではなく、仕事の性質と自分の特性が合っていないという話です。
それぞれ具体的に見ていきます。
マルチタスクが頭と体を同時に消耗させる
ほっともっとは、複数のことを同時にこなすことが前提の仕事です。
唐揚げを揚げながら別の弁当を組み立て、レジに客が来たら会計対応して、また調理に戻る。
これが当たり前の状態として求められます。
ぼくは正直、マルチタスクが得意ではありません。
一つのことに集中して丁寧にやりたいタイプなので、「あれもこれも同時に」という状況になると頭がパンクしてくるんです。
慣れてきた頃には多少マシになりますが、それでもピーク時間は常に追われている感覚がありました。
一般的にも、マルチタスクが苦手な人は集中型の作業の方がパフォーマンスを発揮しやすいと言われています。
「飲食バイトがどうしても合わなかった」という人の多くは、このマルチタスクの部分が原因になっていることが多いです。
あなたはどうでしたか?ピーク時間になると頭が混乱してしまうことはありませんでしたか?
レジ・接客のプレッシャーがメンタルに直撃する
ぼくがほっともっとで一番しんどかったのは、レジでした。
注文を間違えると、そのままクレームにつながります。
お客さんが待っている中でレジを打ちながら調理の進捗も気にする、という状況は、接客が得意な人でも疲れるはずです。
ぼくは接客・レジがもともと得意じゃないので、ミスするたびに「申し訳ない」という気持ちと「また怒られるかも」という不安で消耗していました。
ミスしたときの空気感が重くなる瞬間も、地味にメンタルに響きます。
これが続くと、出勤前から「今日もレジか……」と憂鬱になってくるんです。
この感覚は、接客そのものが自分に合っていないサインだと今は思っています。
接客やレジへの苦手意識が強い人は、そもそも接客を含まない仕事に移った方が圧倒的に楽になります。
ぼくが実際にそうでした。
スピードを常に求められる環境が合わない
ほっともっとは、スピードが命の仕事です。
お客さんはお弁当を待っています。
できる限り早く、正確に仕上げることが常に求められます。
ぼくはどちらかというと、丁寧にゆっくりやりたいタイプです。
スピードを求められる中で「まだ遅い」「もっと早く」という空気を感じると、焦りが生まれてさらにミスが増える、という悪循環にはまっていました。
人手不足の日は特にひどかったです。
一人でこなさなければいけない量が増えて、ほぼ限界の状態で動き続けることになります。
仕事が終わって帰るときには、体も頭も使い果たしている感じがありました。
自分のペースで丁寧に作業したい人にとって、スピード重視の飲食バイトは根本的に合わないのだと思います。
ほっともっとに限らず、飲食バイト全般に言えることです。
ほっともっとを辞めた後に選ぶべき仕事の特徴

ほっともっとがきつかった理由が整理できたら、次は「じゃあどんな仕事が合うのか」を考えます。
ぼくが実際にいくつかの仕事を経験してきた中で、「これが合う人の特徴だな」と感じた3つの条件を紹介します。
接客・レジがない仕事
ほっともっとがきつかった原因の大きな部分が接客やレジへの苦手意識なら、まずここを外すことが大事です。
「接客が苦手」というのは性格の問題ではなく、単純に向き不向きの話です。
接客なしで働ける仕事は意外とたくさんあります。
ぼくが経験した中では、皿洗い(洗い場スタッフ)はその典型でした。
飲食店の中にいながら、お客さんと直接関わることがほぼありません。
ひたすら食器を洗い続けるだけなので、クレームを受けることも、レジで焦ることもない。
ぼくが働いた家族経営のレストランでは、接客はホールスタッフが担当していて、ぼくは厨房の洗い場で完全に分業されていました。
ほっともっとで毎日レジのプレッシャーと戦っていたことを思うと、精神的な楽さが全然違いました。
工場の流れ作業も同じです。
ベネッセの教材工場で働いたときも、お客さんと話すことは一切ありませんでした。
接客がないだけで、仕事に行くのがこんなに楽になるのかと実感しました。
接客が苦手な人が次の仕事を探すときの参考として、接客が無理な人向けの仕事まとめも読んでみてください。
一つのことに集中できる仕事
マルチタスクが苦手だと感じた人は、「一つの作業に集中できる環境」を選ぶことが重要です。
ほっともっとのように「調理しながらレジしながら電話対応」という状況の対極にある仕事です。
ぼくが経験した工場派遣は、まさにこの条件に当てはまりました。
ベネッセの工場では、ベルトコンベアから流れてくる教材を封入するという作業をひたすら繰り返します。
考えることは一つだけ。
目の前の作業を正確にこなすことだけに集中できます。
ほっともっとのときのように「あれもこれも同時に」という感覚がなく、頭がパンクすることがありませんでした。
もちろんスピードを求められる場面はありましたが、マルチタスクではないので全然違います。
皿洗いも同じ構造です。
洗い場にある食器を洗う、という一つのことだけに集中できます。
黙々と作業するのが苦じゃない人には、むしろ心地よい時間になります。
ぼくはこのタイプなので、一人で無心になって作業できる環境はとても合っていました。
「いろいろ考えながら動くのが苦手」という人は、シングルタスク系の仕事を積極的に選んでみてください。
自分のペースで動ける仕事
スピードを常に求められる環境がきつかった人には、自分のペースで動ける仕事が合います。
ぼくが経験した中で、最もこの条件を満たしていたのがガス検針の仕事でした。
月に3日程度、一軒一軒まわってガスメーターの数字を読んでいく仕事です。
誰かに急かされることがありません。
16時までに事務所に戻れればいいので、その日のペースは自分で決められます。
ほっともっとのピーク時間に常に追われていた感覚と比べると、まるで別の仕事をしているかのような感覚でした。
一人で車を走らせながら、一軒ずつ淡々とまわっていく。
単純に聞こえるかもしれませんが、「誰にも急かされない」というだけで仕事がこんなに楽になるとは思っていませんでした。
ほっともっとのスピード感がきつかった人は、「自分のペースで動ける」という条件を必ず仕事選びの基準に入れてほしいです。
これだけで消耗度が全然変わります。

「接客なし」「シングルタスク」「自分のペース」。この3つが揃う仕事を探すと、ぐっと楽になります。
ぼくがほっともっとの後に経験した仕事たち

ここからは、ぼくが実際にほっともっとの後に経験した仕事を具体的に紹介します。
「特徴はわかったけど、実際どんな仕事があるの?」という人の参考になれば嬉しいです。
どれもほっともっととは真逆の環境で、精神的に消耗しにくい仕事ばかりです。
工場派遣|接客ゼロで黙々と作業できた
ぼくが経験した工場派遣は、岡山県にあるベネッセの教材工場と、製本工場の2か所です。
派遣会社(グロップ)に登録して、繁忙期(2〜4月ごろ)に呼ばれる形でした。
仕事内容は、ベルトコンベアから流れてくる教材の封入・仕分け・パンフレットの枚数確認などです。
難しいことは何もありません。
ただ、同じ動作を繰り返す。それだけです。
ほっともっとで毎日レジのプレッシャーと戦っていたことを思うと、頭がずっと静かな感じがして、それだけでほっとしました。
お昼は自分の車の中でひとり食べていましたが、それもまた悪くなかったです。
誰にも気を使わなくていい時間が、職場の中で確保できていた感じがありました。
デメリットを正直に言うと、同じ作業の繰り返しで時間が経つのがゆっくりに感じること、繁忙期しか仕事がないので収入が安定しないことがあります。
でも「精神的に消耗したくない」という優先度が高い人には、十分おすすめできる環境でした。
工場の流れ作業について詳しく書いた記事もあるので、気になる人は読んでみてください。
皿洗い|飲食の中で唯一「接客なし」が徹底されていた
ぼくは地元(北海道道東)の家族経営のレストランで、洗い場スタッフとして働いた時期があります。
時給は1,400円で、飲食の洗い場としては高めでした。
仕事の内容は、食洗機に入れる前の予洗いと、機械で落ちない汚れの手洗いがメインです。
お客さんと関わることは一切ありません。
クレームを直接受けることもない。
同じ飲食店の中にいながら、ほっともっととはまるで別の世界でした。
ぼくが感じた一番のメリットは「精神的なしんどさがほぼない」ことでした。
黙々と食器を洗い続けるだけなので、頭を使う場面がほとんどありません。
無心で動けるので、仕事中にストレスがたまることもあまりなかったです。
仕事終わりにはマスターがパスタをまかないとして出してくれることもあって、それも地味にうれしかったです。
デメリットとしては、水仕事なので手荒れが深刻になること、立ち仕事なので足腰への負担があること、ピーク時には皿が流れ続けて追いつかなくなることです。
それでもレジのプレッシャーと比べると、比べものにならないくらい楽でした。
ガス検針|完全に自分のペース・接客ゼロ・時給3000円超え
ぼくが経験した仕事の中で、個人的に最強だと思っているのがガス検針です。
北海道道東で、業務委託として約800件のガスメーターをまわっていました。
月に3日程度、一軒一軒の家を車でまわってガスメーターの数字をスマホ型の端末に入力し、伝票をポストに投函していく仕事です。
人に会うことはほとんどありません。
たまに家の人に会っても、挨拶程度で終わります。
報酬は1件100円で、約800件まわると月に8万円近くになります。
3日で8万円なので、時給換算すると3,000円を超えます。
ほっともっとで消耗しながら時給1,000円前後もらっていたことを思うと、効率が全然違います。
何より、誰かに急かされることがない。
16時までに事務所に戻れればいいので、自分のペースでまわれます。
ただし、求人が公式にはほとんど出ない仕事です。
ぼくは地元のつながりで引き継いでもらった形なので、誰でも簡単に就けるわけではありません。
それでも「こういう仕事の方向性がある」ということを知っておくだけで、次の仕事選びの視野が広がると思います。

ぼくが経験した仕事の中でも、特に精神的に楽だった仕事をランキング形式でまとめた記事があります。参考にしてみてください。
まだ迷っているなら、一度相談してみるのもいい

「辞めたいけど、次が不安で踏み切れない」という気持ちはよくわかります。
ぼくもそうでした。
「今の仕事を辞めたとして、自分に何ができるんだろう」「次もきつい仕事だったらどうしよう」という不安が先に立って、なかなか動けないんですよね。
そういうときに、一人で抱え込まずに誰かに話を聞いてもらうのは、思っている以上に気持ちが楽になります。
ぼくが活用してよかったのが、就職・転職に特化した無料相談サービスです。
「バイト・フリーター・既卒」でも相談できるサービスがあって、今の自分に合った仕事の方向性を一緒に考えてもらえます。
無理に転職を勧めてくるわけではなく、まず話を聞いてもらうだけでも自分の状況が整理されます。
特に「次は絶対に消耗しない仕事を選びたい」という人には、プロの視点からのアドバイスが参考になると思います。
登録は無料なので、まず一歩だけ踏み出してみてください。
まとめ:ほっともっとがきつい理由を理解してから次を選ぶ
この記事では、ほっともっとを辞めたい人が次に選ぶべき仕事の特徴について話してきました。
ポイントをまとめると、次の3つです。
一つ目は、接客・レジがない仕事を選ぶこと。
二つ目は、一つのことに集中できるシングルタスク系の仕事を選ぶこと。
三つ目は、自分のペースで動ける仕事を選ぶこと。
この3つがそろう仕事に移ると、ぼくは本当に楽になりました。
ほっともっとがきつかったのはあなたのせいじゃない。
合わない仕事を続けることの方が、時間も体力も消耗します。
「辞めようかな」という気持ちが出てきたら、それはもう十分なサインだと思っています。
迷っているうちに一人で抱え込まず、まず誰かに話を聞いてもらうことから始めてみてください。
「人と話さない仕事」に絞って探したい人は、こちらの記事も参考にしてみてください。





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