新聞配達を辞める決定打になった実体験|バイク事故と限界を感じた朝

パート・バイトの実体験
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新聞配達は、
「人と関わらなくていい」
「早朝だけでお金が稼げる」
そんなイメージを持たれがちな仕事です。

実際、私もそう思って始めました。
早起きさえできれば、あとは黙々と配るだけ。
自分には合っているはずだと。

しかし、続けていくうちに
「これは思っていたよりきついかもしれない」
と感じる場面が少しずつ増えていきます。

そしてある朝、
新聞配達を辞める決定打になる出来事が起きました。

体力の問題だけではありません。
人間関係でもありません。
「もう続けられない」とはっきり思わされた、現実的で、かなりしんどい出来事です。

この記事では、
新聞配達を辞めることになった決定的な実体験を、
包み隠さずそのまま書いています。

  • これから新聞配達を始めようか迷っている人
  • すでに辞めたいと思っているけど踏み切れない人
  • 「自分だけがきついのか?」と不安になっている人

そんな方の判断材料になるはずです。

ちなみに、向き不向きの目安を先に知りたい人は、
新聞配達に向いている人・向いていない人の特徴も参考になります。

無理におすすめするつもりはありません。
ただ、現実として起きたことを知った上で、
続けるか、辞めるかを考えてほしいと思います。

新聞配達の仕事内容そのもの(全体像)は、先に別記事でまとめています。
「そもそも何がきついのか」をざっくり把握してから読むと、今回の話も入りやすいです。

新聞配達の仕事はきつい?実体験からわかる仕事内容と始めた理由【田舎配達のリアル】

新聞配達を辞める決定打になった出来事

新聞配達を辞めた理由を一言で言うと、
「限界を超えた」からです。

ただ、ここで言う限界は「体力が尽きた」だけじゃありません。
生活リズムの削れ方、出費の増え方、続ける意味が薄れていく感覚。
そういうものが積み重なったところに、決定打になる出来事が起きました。

最初から「もう無理」「今すぐ辞めたい」と思っていたわけではありません。
むしろ当時は、しんどさを“当たり前”にして、見ないふりをしながら続けていました。

早朝というより、ほぼ夜中に起きる生活。
眠気と戦いながら外に出て、雨の日も風の日も関係なく配達する毎日です。

それでも、

・一人で黙々とできる
・人間関係のストレスが少ない
・慣れれば何とかなる

こうした理由から、「辞めるほどではない」と考えていました。

ただ、今振り返ると、この時点ですでに
「無理をしている感覚」は確実にありました。
それを深く考えないようにしていただけだったのだと思います。

「きついけど、まだ辞めるほどじゃない」と思っていた頃

新聞配達は、体力的にも生活リズム的にも負担の大きい仕事です。
毎日ほぼ同じ時間に起き、暗い中をバイクで走り続けます。

特にきつかったのは、
・睡眠時間が安定しないこと
・夜に友人と遊べないこと
・天候に左右されること

それでも当時は、
「どんな仕事でも大変な部分はある」
「これくらいで辞めるのは甘えかもしれない」
そんなふうに考えていました。

配達が終わったあとの静かな時間や、
誰にも邪魔されずに仕事を終えられる感覚は、嫌いではありませんでした。

だからこそ、
「もう少し続けてみよう」
「慣れれば楽になるかもしれない」
そう思いながら配達を続けていました。

ただし、この頃の気持ちは、
「やりがい」ではなく「惰性」に近かったと思います。

この時点では、
辞めたいというよりも、
「そろそろしんどいな」と感じ始めていた段階でした。

仕事管理人
仕事管理人

そして、この小さな違和感が、
ある出来事をきっかけに、一気に現実的な決断へと変わります。

積み重なっていた小さな違和感

新聞配達を続けていく中で、少しずつ小さな違和感が積み重なっていました。
一つひとつは我慢できるレベルでも、確実に心と体を削っていたと思います。

朝が早すぎる生活リズム。
夜に友人と遊ぶことができない日常。
毎日同じ時間に起きて、同じルートを回る単調さ。

「慣れれば平気」
「続けていれば何とかなる」

そう自分に言い聞かせながらも、
朝起きた瞬間に感じる気の重さは、日に日に増していきました。

さらに追い打ちをかけたのが、配達に使っていたスクーターの不調です。
転倒してからというもの、ハンドルを真っすぐにすると直立しなくなり、
必ず斜めに切って立てなければいけなくなっていました。

些細なことですが、
毎日の作業になると、確実にストレスになります。

「なんか最近、全部がうまく噛み合ってないな」
そんな感覚を抱えたまま、配達を続けていました。

ある朝起きた、想定外のトラブル

その日は、いつもと同じように配達をしていました。
川沿いのお宅に新聞を届けるため、
スクーターを川のすぐ横に停めます。

いつも通り、
ハンドルを横に切ってスクーターを立て、
新聞を持って配達に向かいました。

次の瞬間です。

背後から
「ガチャーン」
という大きな音が聞こえました。

一瞬で嫌な予感がしました。
音の方向を振り返った瞬間、
最悪の光景が目に入ります。

スクーターが、そのまま川に落ちていました。

仕事管理人
仕事管理人

絶望・・・・

頭が真っ白になった瞬間に考えていたこと

川に落ちたのはスクーターだけではありません。
積んでいた新聞も、すべて川に流れていました。

頭が真っ白になりました。

「どうしよう」
「これ、どうやって回収するんだ」
「そもそも、もうどうにもならない」

しかも、そのとき携帯電話の電池は切れていました。
完全に詰んだ状態です。

しばらくその場に立ち尽くしたあと、
少し離れた場所に、朝から電気のついている工事現場の事務所を見つけました。

事情を説明し、電話を借りて、
かろうじて覚えていた家族の番号に連絡します。

迎えに来てもらい、
雇用主にも連絡を入れました。

新聞は会社に予備があったようで、
最終的には別の人が配達してくれたと聞きました。

ただ、その時点で、
自分の中ではもう気持ちが大きく傾いていました。

あとから思うと、
無理して我慢する前に、道具でラクにできた部分もありました。
雨・寒さ・安全対策は、体感が変わります。

その日のうちに感じた「続ける意味がなくなった感覚」

事故そのものも大きな出来事でしたが、
それ以上に強く感じたのは、別の感情でした。

「もう、無理して続ける意味があるのか?」

スクーターは壊れ、
修理ではなく廃棄する必要が出てきました。
しかも、廃棄にも費用がかかります。

一時的に車で配達することになりましたが、
燃費は悪く、コスパは明らかに下がります。

・朝が早い
・夜に遊べない
・毎日休みがない
・出費が増える

これまで我慢してきた不満が、
一気に現実的な問題としてのしかかってきました。

この日の夜、
「また明日も同じことを続けるのか」と考えたとき、
はっきりと答えが出ました。

辞めると決めた本当の理由は、事故そのものじゃない

新聞配達を辞めた本当の理由は、
スクーターが川に落ちた事故そのものではありません。

事故は、あくまで「引き金」でした。

本当の理由は、

・積み重なった生活のストレス
・毎日続く早朝労働
・コスパの悪化
・将来につながらない感覚

これらすべてに対して、
「もう十分だ」と自分が感じたことです。

事故がなかったとしても、
遅かれ早かれ、同じ結論に至っていたと思います。

この出来事をきっかけに、
自分は新聞配達という仕事と、はっきり区切りをつけました。

そしてその後、
生活は大きく変わっていきます。

現状を変えたいなら、
「自分が強くなるまで耐える」より、合う場所に移る方が早いと思います。

特に、
人と関わるだけで消耗してしまうタイプは、
“向いてない場所”にいる限り、回復が追いつきません。

新聞配達を辞めたあと、生活はどう変わったのか

新聞配達を辞めたあと、まず最初に感じたのは、
驚くほど大きな「解放感」でした。

毎朝アラームに追われることもなく、
「早く寝なきゃ」というプレッシャーもありません。

夜に友人から誘われても、
翌朝の仕事を理由に断る必要がなくなりました。

仕事管理人
仕事管理人

それだけで、
生活の自由度が一気に上がった感覚がありました。

早朝労働から解放されたことで、心が一気に軽くなった

新聞配達をしていた頃は、
一日中どこかで「明日の朝」を意識していました。

・今日は何時に寝ないといけない
・お酒は控えたほうがいい
・夜更かしはできない

この「見えない制限」が、
常に頭の中にあったのだと思います。

辞めてからは、その制限が一切なくなりました。

早起きしなくていいというだけで、
こんなにも心が軽くなるのかと、正直驚きました。


仕事を一本にしたことで、生活リズムが安定した

最終的に、自分は新聞配達を辞めて、
ほっともっとのバイト一本にしました。

収入だけを見ると、
新聞配達との掛け持ちの方が多かったかもしれません。

しかし、
・睡眠時間
・体力
・精神的な余裕

これらを含めて考えると、
明らかに一本にした方が楽でした。

生活リズムが安定し、
「無理をしている感覚」がなくなったのは大きかったです。

ほっともっとのバイトについては
こちらの記事で詳しく書いています。
ほっともっとのバイトは楽しい?きつい中で続けてよかったことと意外なメリット【体験談】


夜に遊べる・お酒が飲めるという普通の幸せ

新聞配達をしていた頃は、
夜の時間を楽しむことがほぼできませんでした。

飲み会は基本的に不参加。
参加できても、早めに帰る前提。

辞めてからは、
夜に友人とご飯に行ったり、
ゆっくりお酒を飲んだりすることができるようになりました。

些細なことですが、
自分にとっては「生活を取り戻した」感覚がありました。


「自分はこの働き方が合っていなかった」と気づけた

新聞配達を辞めたことで、
はっきりと分かったことがあります。

それは、
仕事の良し悪しではなく、向き不向きがある
ということです。

新聞配達という仕事自体が悪いわけではありません。
実際、向いている人にとっては、
かなり合理的で続けやすい仕事だと思います。

ただ、自分には合っていなかった。
それだけの話です。

無理を続けるよりも、
一度立ち止まって働き方を見直したことで、
気持ちはかなり楽になりました。


辞めたからこそ見えた「次に選ぶべき仕事の基準」

この経験を通して、
自分の中に明確な基準ができました。

・毎日の拘束が強すぎないこと
・生活リズムを壊さないこと
・ストレスが積み重ならないこと

新聞配達は、
これらがすべて自分に合っていなかった仕事でした。

この基準ができたことで、
次に仕事を選ぶときの失敗も減ったと思います。

これから新聞配達を検討している人へ|後悔しないための結論

ここまで読んで、感じ方は大きく2つに分かれると思います。

①「もう辞めたい寄り」なのか、
②「続けるならどう工夫するか」なのか。

どっちが正しい、ではありません。
今の自分が潰れない方を選ぶのが正解です。

①「辞めたい寄り」の人は、まずここからで大丈夫です。
辞める決定打になりやすいポイントを整理して、迷いを減らします。

②「そもそも今の働き方が合ってない」と感じた人は、
“頑張り方”を変えるより、場所(仕事)を変える方が早いです。
特に「人と関わるだけで削れる」タイプは、先に読むと楽になります。

新聞配達は、向いている人にとっては続けやすい仕事です。
早朝の時間を使って稼げますし、人間関係のストレスも少なめです。

ただ、自分のように

  • 生活リズムが崩れると一気にしんどくなる
  • 毎日同じ時間に起きるのが苦手
  • 「早く寝なきゃ」というプレッシャーがストレスになる

こういうタイプの人には、かなりきつく感じると思います。

特に、配達に使うバイクの状態や環境によっては、
「ただのバイト」では済まないレベルで負担が増えることもあります。

だからこそ、これから新聞配達を始めるなら、
まずは短期間で試してみて、合わなければ早めに切り替える。
この考え方でいいと思います。

自分に合わない仕事を無理に続けるより、
合う仕事を選んだ方が、結果的に人生は楽になります。

もし今、判断がつかないなら、
「続けた場合の現実」「辞めた場合の現実」を一回並べてみるのが早いです。
気持ちじゃなく、生活が回るかで決めていい。

ちなみに「続ける前提で、少しでも負担を減らしたい」人は、
先に
新聞配達がきつい人に「あると助かる」アイテム7選だけ見ておくのもありです。

「辞めたい」が出ている時点で、もう十分がんばっています。
次は、自分を責めるんじゃなくて、現実として続けられる形かどうかで整理していいと思います。

迷ったときは、「自分が弱いから」じゃなく、
続けられる形かどうかで決めていいです。
合う場所に移った方が、回復は早い。

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