ほっともっとのバイトで、何が一番しんどいか。
正直に言うと、
僕はレジでした。
フライヤーでも、盛り付けでもありません。
お客さんの前に立つ瞬間。
電話が鳴る音。
クレーム対応。
そこが一番、削られました。
厨房で動いているほうが、まだ楽でした。
でもこれは、
「ほっともっと=接客がきつい」という話ではありません。
しんどさの種類は、人によって違います。
体力かもしれない。
人間関係かもしれない。
スピードかもしれない。
この記事では、
ほっともっとのバイトで感じやすい“しんどさ”を分解します。
そして、
それが「慣れ」で消えるものなのか、
「相性」で変わるものなのかも整理します。
もし今しんどいなら、
その正体を一度はっきりさせましょう。
「しんどい」という言葉の中身を分解することに集中します。
ほっともっとのバイトは本当にしんどいのか
「しんどい」と一言で言っても、
実は中身はバラバラです。
きつい、疲れる、やめたい。
その感覚の正体を、まずは整理します。
「しんどい」の正体は何か
ほっともっとのバイトで感じるしんどさは、
大きく分けて三つあります。
・身体が疲れる
・頭が疲れる
・気持ちが疲れる
身体の疲れは分かりやすい。
立ちっぱなし。
油の熱気。
ピーク後の足の重さ。
でも、本当にきついのは
“目に見えない疲れ”のほうです。
たとえばレジ。
列ができているとき、
後ろの視線を感じる。
電話が鳴る。
声のトーンが強いお客さん。
作業そのものより、
「対応している自分」に神経を使う。
これが精神的なしんどさです。
体力的なしんどさと精神的なしんどさ
体力的なしんどさは、
慣れで軽くなることが多いです。
最初は足が痛い。
でも1ヶ月もすれば、
体は順応してきます。
問題は、精神的なしんどさ。
・常に急かされる感覚
・失敗できない緊張
・お客さん対応のプレッシャー
これは体と違って、
慣れる人と慣れない人がいる。
自分の場合は、
レジと電話がそれでした。
厨房で作業しているときは、
“物”を相手にしている感覚。
でも接客は、
“人”を相手にする。
ここに疲れが集中しました。
だから、
「ほっともっとがしんどい」
ではなく、
「接客がしんどい」
だったのかもしれません。
なぜ検索したくなるのか
「しんどい」と検索するのは、
もう限界だからではありません。
正体が分からないからです。
・これは普通なのか
・自分が弱いのか
・みんな同じなのか
確認したくなるわけです。
ほっともっとのバイトは、
忙しいのが前提の仕事です。
だから
「しんどい=甘え」
のように感じてしまう人もいます。
でも実際は、
しんどさの種類が合っていないだけ。
体力なら耐えられる人もいる。
接客は平気な人もいる。
でも全部が平気な人は少ない。
検索している時点で、
あなたはすでに
“自分の違和感”に気づいています。
それは悪いことではありません。

立ち止まって考えてみよう
一番しんどいのは“同時処理の連続”

ほっともっとのバイトで感じるしんどさの中心は、
忙しさそのものよりも、
同時に考え続けなければいけない状態です。
止まれない。
一つ終わったら次、ではなく、
終わる前に次が来る。
これが地味に削ります。
止まれない感覚
レジをしながら、
厨房の進み具合も気になる。
電話が鳴るかもしれない。
次の注文も来る。
「今これ、だけ」に集中できない。
レジをしている時は
お客さんの対応をしながら、
・厨房にちゃんと伝わっているか
・ピーク中かどうか
・後ろの列は伸びていないか
頭の中で複数のことを同時に処理します。
これが続くと、
体よりも脳が疲れます。
常に考え続ける疲労
単純作業なら、
慣れれば自動で動けます。
でもほっともっとは、
状況が毎回違う。
・注文の組み合わせ
・時間帯
・メンバー構成
同じ日はほとんどない。
だから、
毎回判断する必要があります。
判断の連続は、想像以上に消耗します。
「今日は静かだな」と思ったら急に混む。
「落ち着いた」と思ったら電話。
予測が外れるたびに、緊張が戻る。
これが地味にしんどい。
ミスよりも“余裕のなさ”がきつい
怒られることよりも、
自分の中に余裕がない状態のほうがつらい。
余裕がないと、
・笑えない
・声が硬くなる
・視野が狭くなる
そしてさらに疲れる。
レジや電話がしんどかったのも、
対応そのものより、
「余裕がない自分」を感じる瞬間でした。
向いていないかもしれない、
と思うのはこのときです。
慣れると変わる部分
ただ、
全部がずっと同じ強度でしんどいわけではありません。
慣れると、
作業の一部は自動化されます。
メニューも覚える。
流れも見える。
すると、
同時処理の“量”は変わらなくても、
“負担”は減る。
でも、ここは人によりますね。
同時処理そのものが苦手な人は、
慣れても消耗が残る。
自分の場合は、
厨房作業は慣れて楽になった。
でも接客は、
最後まで緊張が抜けきらなかった。
だから、
ほっともっとがしんどい、ではなく、
自分にとって一番削られる部分が
はっきりしていただけ。
この“同時処理の連続”が、
この仕事の本質に近いしんどさです。
地味に削られるポイント

「しんどい」というと、
忙しさや人間関係が注目されがちですが、
実はもっと地味な部分が、
じわじわ効いてきます。
派手ではない。
でも確実に削られることがあります。
立ち仕事の疲労
ほっともっとは基本、立ちっぱなしです。
動いているから楽、というわけでもない。
むしろ、
・狭い範囲での細かい移動
・その場での体重移動
・休憩まで座れない時間
これが足にきます。
最初の数日は、
帰宅後にふくらはぎがパンパンになる。
慣れてくるとマシにはなる。
でも、
ピークが続いた日の終わりは、
足よりも“体の芯”が重い。
派手に倒れるほどではないですが
でも、確実に体力を使う。
これが地味に続きます。

時間にもよるね
油と熱気の環境
厨房は、想像より暑いです。
揚げ物の熱気。
蒸気。
夏場の空気。
エアコンが効いていても、
火元の前は別世界。
汗をかく。
集中力が落ちる。
マスクをしていると、息苦しさもある。
さらに油の匂い。
服や髪に残る。
これを「気にならない」人もいる。
でも、
敏感な人にはじわじわ効くかもです。
仕事中は気づかなくても、
帰り道でどっと疲れを感じる。
これも、しんどさの一部です。
ピーク前の緊張感
忙しい瞬間よりも、
実はピーク“前”がきついことがあります。
「そろそろ来る」
という空気。
昼なら12時前。
夜なら18時前。
まだ静か。
でも分かっている。
もうすぐ一気に来る。
この待ち時間の緊張。
体よりも、神経が疲れます。
ピークが終わったときの安堵感は大きい。
でもその分、
エネルギーを使っている。
この繰り返しです。

緊張と緩和・・・
シフト次第で負担が変わる
同じ仕事でも、
時間帯で負担はかなり変わります。
昼は主婦パート中心。
安定感はあるけれど、
回転が続く。
夜は学生や副業目的の現役世代
メンバー次第で雰囲気が変わる。
そして、
ラストまで入ると、
閉店作業もある。
掃除、片付け、鍵の管理。
体力的な疲労は、
シフトで大きく変わります。
「ほっともっとがしんどい」
というより、
「この時間帯がしんどい」
というケースもあります。
人によってしんどいポイントは違う
「ほっともっとはしんどい」
そう言っても、その中身は人によって違います。
体力がきつい人もいる。
人間関係がきつい人もいる。
スピードがつらい人もいる。
自分はどこで削られているのか。
そこが分からないまま「向いてない」と決めると、もったいないです。
人間関係がきつい人
ほっともっとは世代が混ざる職場です。
昼は主婦パート。
夜は学生や副業世代。
話題も、空気も違う。
そこに違和感を感じる人は、人間関係が一番しんどくなります。
でもそれは、仲が悪いからではないことが多い。
ただ、世界が違うだけ。
それでも気にしてしまう人は、消耗しやすいかもです。
スピード重視がきつい人
ほっともっとは回転前提です。
止まらない。
急ぐ。
判断が速い。
このテンポが合わない人もいます。
一つずつ丁寧にやりたい人。
確認してから進みたい人。
そういう人には、常に急かされている感覚が残る。
自分はレジがそうでした。
後ろに列ができると、一気に疲れる。
作業よりも、視線がきつかったです。

お金を扱う責任も大変だった
指示の多さがきつい人
現場では言葉が飛びます。
「次これ」
「先にこっち」
悪意はないはずです。
回すための言葉です。
でも、
常に指示を受ける状態が苦手な人もいる。
自分のペースで進めたい人には、窮屈に感じますね。
これは能力の問題ではない。
働き方の相性です。
逆に楽だと感じる人の特徴
同じ環境でも、平気な人はいます。
忙しいほうが楽な人。
体を動かすほうが合う人。
接客が好きな人。
多少言われても気にならない人。
環境は同じでも、感じ方は違う。
だから、
「しんどい=自分が弱い」
ではない。
どこが一番削られるのか。
そこが、自分のヒントになります。
それでも続けるメリットはあるか

しんどい。
それは事実かもしれません。
でも、何も残らないかと言えば、そうでもない。
ここは一度、冷静に整理してみます。
料理スキルが上がる
まず、確実に上がるのは手際です。
揚げ物のタイミング。
盛り付けのスピード。
同じメニューを何度も作る。
嫌でも体が覚えます。
家で料理をするとき、
「あ、前より早い」
と感じる瞬間が出てきます。
派手な資格ではない。
でも、実用的なスキルです。

料理を作るハードルはかなり下がったよ
段取り力が身につく
ほっともっとは流れの仕事です。
今これをやる。
次にこれが来る。
頭の中で順番を組み立てる。
この癖がつきます。
バイト以外でも、
物事を順番で考えられるようになる。
これは地味ですが、使えます。
段取りができる人は、どこでも重宝されます。
接客耐性がつく
自分はレジが一番きつかった。
でも、だからこそ分かったこともあります。
緊張しても、対応できる。
怖くても、言葉は出せる。
クレームを受けても、終わりは来る。
最初は削られる。
でも回数を重ねると、
「前よりは大丈夫」
と思える瞬間が出る。
それは小さな耐性です。
接客が得意になるとは限らない。
でも、逃げ場がない場面を経験したことは残ります。
実務経験としての価値
飲食の実務経験は、履歴書にも書けます。
・接客経験あり
・調理補助経験あり
これは立派な経験です。
特に学生や副業の場合、
「忙しい現場で働いた」
という事実は強い。
資格を目指す人なら、なおさらです。
ただし
メリットがあるから続けるべき、ではない。
消耗が大きすぎるなら、話は別。
でも、
何も残らない時間ではない、ということは確かです。

確実に経験を積んでいます。
しんどいと感じたときの考え方

「しんどい」
その感覚を、気合いで押し込めると危ないです。
でも逆に、
一回しんどいと感じただけで「もう無理」と決めるのも早い。
ここは感情を否定せずに、判断の軸を持ったほうが楽です。
慣れで軽くなるしんどさ
少し前にも書きましたが
まず、慣れで軽くなるタイプがあります。
代表は、環境のしんどさ。
立ち仕事、暑さ、油の匂い。
最初はキツい。
でも体が順応すると、同じ状況でも疲れ方が変わります。
もう一つは、作業の迷い。
最初は「次何する?」が毎回発生する。
それが慣れると減る。
迷いが減ると、しんどさも減ります。
ここは時間が解決することが多い。
だから、
まだ数回しか入っていないなら、少し様子を見る価値はあります。
慣れても消えにくいしんどさ
一方で、慣れても残りやすいタイプもあります。
それが、自分の性格とぶつかるしんどさ。
自分の場合は、接客でした。
レジの列。
電話の音。
クレームのトーン。
慣れても、緊張がゼロにはならなかった。
もちろん慣れてマシにはなります。
でも、
「消える」というより「我慢できる範囲に収まる」感じ。
この違いは大きいです。
ここが相性です。
無理に消そうとすると、長期的に削られます。
しんどさを“場所のせい”か“役割のせい”かに分ける
しんどいときは、こう分けると判断しやすいです。
・この店がきついのか
・この仕事(役割)がきついのか
たとえば自分は、
厨房の作業はまだ耐えられた。
でもレジがきつかった。
これは「店」より「役割」の問題です。
もし役割の問題なら、
同じ店でも配置が変わるだけで楽になることがある。
逆に、
店全体の空気が合わないなら、配置を変えても消えにくい。
どっちなのかを切り分けるだけで、次の打ち手が見えます。
「今日のしんどさ」を10点満点でつける
感覚は曖昧です。
だから数値化します。
勤務が終わったら、
今日のしんどさは何点か。
10点が限界。
3点なら余裕。
毎回8〜10点が続くなら、無視しないほうがいい。
逆に、
最初は8点でも、数回で6点、5点と下がるなら希望があります。
数字にすると、
気分で判断しなくて済む。
これは意外と効きます。

家に帰ってゆっくり冷静に考えてみよう!
自分が削られている“瞬間”を特定する
しんどさは、ずっと同じ強さではありません。
たいてい、刺さる瞬間が決まっています。
自分なら、
レジで列が伸びた瞬間。
電話が鳴った瞬間。
クレームで声のトーンが変わった瞬間。
この“瞬間”を特定できると、
「自分は接客が苦手なんだな」
と理解できます。
理解できると、
自分を責めるより、対策や移動を考えられる。
しんどさを人格に結びつけない。
これが大事です。
我慢のサインと、移動のサインを分ける
我慢で乗り越えられるしんどさもあります。
でも、移動したほうがいいサインもあります。
たとえば、
・帰宅後も頭が切り替わらない
・休日まで憂うつが残る
・眠りが浅くなった
・出勤前に体が重すぎる
ここまで来ると、気合いでは解決しません。
逆に、
・終わればちゃんと戻る
・しんどいけど回復する
・一部の時間帯だけきつい
この程度なら、改善や慣れで楽になる可能性があります。
しんどいなら、選択肢を増やしておく
最後に。
続けるにしても、辞めるにしても、
選択肢が少ないほど苦しくなります。
「ここしかない」と思うと、耐えるしかなくなる。
だから、頭の片隅でいい。
接客が苦手なら、接客が少ない仕事。
電話が苦手なら、電話が鳴らない仕事。
そういう選択肢もあると知っておく。
今すぐ動かなくてもいい。
でも、出口が見えるだけで楽になります。
結論:しんどさは「相性」と「段階」
ほっともっとのバイトがしんどいかどうか。
その答えは、ひとつではありません。
体力の問題もある。
環境の問題もある。
役割の問題もある。
そして、
今が“慣れていない段階”なのか、
それとも“根本的に相性が合っていない”のか。
ここが分かれ目です。
しんどさは、成長の途中にあるものもあります。
でも、
相性のズレから来るものもあります。
どちらかを見極めることが大事です。
「しんどい」と感じること自体は、弱さではありません。
自分の特性に気づくきっかけです。
厨房は平気でも、レジがきつい人もいる。
体力は大丈夫でも、人間関係がきつい人もいる。
全部が強い人なんて、ほとんどいません。
今しんどいなら、
まずはその正体を知ること。
慣れで消えるのか。
我慢で削られているのか。
その判断ができれば、
続けるも、移動するも、自分で選べます。
仕事は一つじゃない。
まだ途中です。



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