「新聞配達って、正直きついの?」
そう思って検索しているあなたは、
・これから新聞配達を始めようか迷っている
・副業として成り立つのか知りたい
・すでに働いていて、辞めるかどうか悩んでいる
このどれかではないでしょうか。
結論から言うと、新聞配達は人を選ぶ仕事です。
向いている人にとっては「気楽で相性のいい仕事」になりますが、
合わない人にとっては、毎日がじわじわ削られるようにきつい仕事になります。
この記事では、
実際に田舎で新聞配達をしていた僕自身の体験をもとに、
- なぜ新聞配達を始めたのか
- 実際の仕事内容はどんなものだったのか
- どこがきつくて、どこが楽だったのか
- 最終的に辞めることになったリアルな理由
を、良いことも悪いことも包み隠さず書いています。
※結論だけ先に知りたい人へ:向き不向きのチェックは 新聞配達に向いている人・向いていない人の特徴7選 にまとめました。
「求人には書いてない現実」
「やってみないと分からない落とし穴」
「合わなかった人が、その後どうしたのか」
こういった情報を、
これから新聞配達を検討している人が後悔しないためにまとめました。
少し長くなりますが、
最後まで読めば「自分に新聞配達が合うかどうか」は、
かなりはっきり分かるはずです。
まずは、
僕がなぜ新聞配達を始めることになったのかから話していきます。
※向き不向きのチェックは先にこちらでできます → 新聞配達に向いている人・向いていない人の特徴7選
なぜ新聞配達を始めたのか

新聞配達を始めたきっかけは、知り合いからの紹介でした。
その人自身が新聞配達をしていたのですが、引っ越すことになり
「後任を探している」という話を聞いたのが最初です。
「スクーターもあげるから、やってみないか?」
そう声をかけられたのを、今でもはっきり覚えています。
初期費用がほとんどかからず、すぐに始められる点は正直かなり魅力的でした。
当時の自分は
- 日中の時間をもっと自由に使いたい
- 早朝の時間を有効活用したい
- 生活リズムを整えたい
という思いを強く持っていました。
新聞配達は早朝に数時間働くだけなので、配達が終わればその後の時間はすべて自分のものになります。
「朝に仕事を終えて、昼間は自由に動ける生活」に憧れがありました。
また、早寝早起きの習慣を身につけられれば、
体調管理や健康面にも良い影響があるのではないかとも考えていました。
実際、「強制的にでも朝型の生活に変えたい」と思っていた自分にとって、新聞配達は生活を変える一つのきっかけになりそうな仕事だったのです。
新聞配達の作業内容(1日の流れ)

自分が新聞配達をしていたのは、岡山県のかなり田舎の地域でした。
配達エリアは広く、家と家の距離が離れている場所も多かったのが特徴です。
起床から出発まで
起床時間は朝3時半ごろ。
まだ真っ暗な時間帯に起き、支度をしてスクーターで出発します。
向かう先は、新聞がまとめて置かれている公民館。
そこにその日の配達分の新聞がすべて用意されています。
新聞を積み込む
公民館に到着したら、配達する新聞をスクーターのカゴに積み込みます。
普段の日であれば、だいたい一度で積み切れる量でした。
配達していた新聞は、その地域でよく読まれている地方紙が中心です。
ただし、配達区域内には例外もあり、
- 朝日新聞
- 日本経済新聞
など、特定の新聞を購読している家庭もありました。
そうした家には、指定された新聞を間違えないように配達します。
配達作業
新聞を積み込んだら、そのまま配達スタートです。
スクーターで一軒一軒回り、基本的にはポストに新聞を入れていきます。
ただ、田舎ならではの事情もあり、
- ポストがない家
- 物置の中に入れる家
- 玄関を開けて中に置く家
といったケースもありました。
最初は戸惑いましたが、地域ごとのルールや家ごとの置き場所を覚える必要があります。
配達終了から帰宅
すべて配達し終わると、そのまま直帰。
自分の場合は、朝5時半ごろには帰宅できていました。
この時点で、まだ世間はほとんど動き出していません。
「もう1仕事終えた」という感覚は、独特の達成感がありました。
天候や繁忙期の違い
雨や雪の日は、新聞がビニールで包装されているため、基本的には濡れません。
ただし、足元や運転には普段以上に注意が必要です。
また、年末年始やお正月はチラシが大量に入ります。
この時期は新聞の量が一気に増え、スクーターのカゴにすべて積めないこともありました。
その場合は、
- 公民館と配達エリアを何往復かする
- スクーターではなく車で配達する
といった対応になります。
折り込み作業について(経験者の話)
※ここだけは自分の体験ではなく、配達員の知り合いから聞いた話です。
その人は配達だけでなく、配達前のチラシ折り込み作業も担当していました。
その場合は、朝2時ごろに出勤して折り込み作業を行い、その後に配達をするそうです。
同じ新聞配達でも、
「配達のみ」か「折り込み+配達」かで、拘束時間や大変さはかなり変わると感じました。
給料について

新聞配達の給料については、正確な金額ははっきり覚えていませんが、
月に3万円〜4万円程度だったと思います。
副業として見るなら「月3〜4万でOKか」「毎日縛られるのを許容できるか」が分かれ目です。
自分は“金額”よりも、この縛りの方がじわじわ効きました。
支払い方法は少し珍しく、現金支給でした。
給料日になると、会社の代表が新聞を置いている公民館に来ていて、
そこで直接、封筒に入った給料を手渡される形です。
自分が契約していたのは、地方にあるかなり小規模な新聞販売会社でした。
家族経営で、
住宅地の一角に「○○新聞」と書かれた地方紙の看板が立っているような、
いかにも“地域密着型”の会社です。
給料体系は、おそらく
「一軒いくら」という出来高制だったはずです。
配達件数がそのまま収入に反映される形なので、
配達エリアや件数によって、月収には差が出ると思います。
正直に言うと、
この給料だけで生活するのはかなり厳しいです。
「このまま続けるか、辞めるか」で悩む人向けに、辞めた理由と判断の流れは別記事でまとめました。
自分も当時は、
新聞配達だけでは生活費が足りなかったため、
ほっともっとのバイトと掛け持ちしていました。
なお、
チラシの折り込み作業まで担当する場合は、
その分、給料はもう少し増えると思います。
ただし、自分が働いていた環境では、
ガソリン代は支給されませんでした。
スクーターの燃料費は完全に自己負担です。
この点は、契約する会社や地域によって違いがあるため、
事前に必ず確認したほうがいいポイントだと感じました。
勤務日・休みの実情
勤務日は、基本的に毎日です。
新聞の休刊日だけが休みというイメージですね。
雨の日でも、雪の日でも、
天候に関係なく配達はあります。
台風や大雪の日でも、「基本は出勤」という前提です。
どうしても休みが必要な場合は、
事前に雇用主に伝えれば、休むこと自体は可能でした。
ただし、休んだ場合は、
雇用主自身が代わりに配達を行う形になります。
そのため、
「また休むのか」と思われてしまうのではないか、
という気まずさが正直ありました。
結果として、
よほど体調が悪い、どうしても外せない用事がある、
という状況でない限り、ほとんど休みませんでした。
毎日早朝に働く仕事なので、
・体調管理
・睡眠時間の確保
は、かなり重要になります。
「自由に休める仕事」というより、
責任感が求められる仕事だと感じました。
新聞配達に必要な資格・免許

新聞配達に必要な資格は、
使用する乗り物によって変わります。
自転車で配達する場合
自転車での配達であれば、
運転免許は不要です。
実際、
自分の兄は高校生の頃から新聞配達のバイトをしていました。
そのため、学生でも応募できる場合はあります。
※ただし、年齢制限や地域の条件は要確認です。
スクーターで配達する場合(免許が必要)
配達エリアが広い田舎では、
スクーターや車での配達がほぼ必須になるケースも多いです。
その場合、
免許の有無が、
「そもそも働けるかどうか」を左右することもあります。
バイクの種類によって資格は異なります。
- 50cc以下のスクーター(原付一種)
→ 原動機付自転車免許 - 125cc以下のスクーター(原付二種)
→ 小型限定普通自動二輪免許 - 125cc以下のATスクーター(原付二種・AT)
→ AT限定普通自動二輪免許
配達は“バイク選び”で難易度が変わります。失敗すると地味に詰むので、先にここだけ読んでおくと安心です。
新聞配達で大変だったこと|正直きつかった現実

新聞配達は、
「早朝に少し働くだけ」
「午前中が自由になる」
そんなイメージを持たれがちです。
しかし、実際にやってみると、
想像以上に生活全体が縛られる仕事だと感じました。
とにかく日中が眠い
まず一番きつかったのが、
日中の眠さです。
確かに、
強制的に早寝早起きの生活にはなります。
でも、
慣れたからといって
眠くならなくなるわけではありません。
眠いものは、
やっぱり眠いです。
前日の寝付きが悪い日や、
少しでも睡眠時間が削られた日は、
日中ずっと頭がぼーっとしていました。
早く寝られない日も普通にある
毎日早く寝ようと思っていても、
どうしても早く寝られない日があります。
- なかなか眠れない
- 生活音が気になる
- 気持ちが落ち着かない
そういう日は、
翌朝が本当にきついです。
「明日も朝が早い」というプレッシャーが、
逆に眠りを浅くすることもありました。
思ったほど自由時間は多くない
新聞配達を始める前は、
「午前中がまるっと自由になる」
と思っていました。
しかし実際には、
- 眠くて休憩する
- 仮眠を取る
- 用事を済ませる
これらで時間が消えていきます。
しかも、
早く寝ないといけないという前提があるため、
日中にやることを詰め込むことになります。
結果として、
思ったほど自由を感じられませんでした。
一日中「早く寝なきゃ」が頭から離れない
地味につらかったのが、
この感覚です。
「今日は何時に寝ないといけない」
「そろそろ帰らないと」
この思いが、
一日中頭の片隅にあります。
この見えない呪縛は、
かなりストレスでした。
新聞配達を辞めたとき、
一番強く感じたのは
この縛りから解放された感覚です。
習慣は思ったほど身につかない
早寝早起きの習慣が
身につくと思っていました。
でも、
新聞配達を辞めたら、
その生活リズムはすぐ崩れました。
結局、
習慣として定着するかどうかは
人によると思います。
少なくとも自分の場合は、
「身についた」と言えるほどではありませんでした。
天候の影響をもろに受ける
新聞配達は、
屋外の仕事です。
- 夏は朝でも暑い
- 冬はとにかく寒い
特に冬は、
かなり着込む必要があります。
ただし、
動いているうちに暑くなることもあり、
服装の調整が難しいです。
バイクに乗ると、
風を直接受けるため、
体感温度は想像以上に低くなります。
雨や雪でも基本的に休めない
雨の日や雪の日でも、
基本的には配達があります。
「事故やトラブルが怖い」「辞めたい寄りになってきた」人は、辞め時の判断はこちら → 新聞配達を辞めたいと感じたときの話
- 滑りやすい路面
- 濡れる不快感
- 視界の悪さ
精神的にも体力的にも、
かなり消耗します。
「今日は天気が悪いから休み」
という選択肢は、
ほぼありません。
毎日仕事というのが想像以上にきつい
新聞配達は、
休刊日以外は基本的に毎日です。
「明日も朝がある」
この感覚が、
じわじわとしんどくなってきます。
体の疲れよりも、
気持ちの疲れの方が大きかったかもしれません。
休みを取りにくい空気がある
どうしても休みたい場合、
雇用主に伝えれば休めます。
ただし、
その場合は
雇用主や他の人が代わりに配達します。
そのため、
何度も休むのは気まずく、
気軽に休める雰囲気ではありませんでした。
友達との予定がほぼ合わなくなる
早く寝る必要があるため、
夜の予定はほぼ入れられません。
- 飲み会
- 夜の遊び
- 急な誘い
ほとんど断ることになります。
人付き合いを大切にしたい人には、
かなりきついポイントだと思います。
配達が遅れるとクレームになる
新聞配達は、
「待っている人」がいます。
少しでも配達が遅れると、
「新聞が届かない」
というクレームが入ります。
自分の場合は、
雇用主から
「こういう電話が来たけど、どういうこと?」
と言われたこともありました。
常に
遅れられないプレッシャーがあります。
スクーターの維持費は自己負担
スクーターのガソリン代や
維持費は、
基本的に自分持ちでした。
これは会社によって違うと思いますが、
事前に確認しておかないと
後から地味に効いてきます。
年末年始は本当にきつい
年末年始は、
チラシが大量に入ります。
- 新聞が重い
- 一度に運べない
- タオルなどの粗品を入れる
普段より
何倍もしんどい作業になります。
正直、
一年で一番きつい時期でした。
新聞配達をやってみて良かったこと

正直に言うと、新聞配達は「楽な仕事」ではありません。
ですが、実際にやってみて 「これは良かったな」 と感じた点も、かなりありました。
ここでは、体験者目線で「やってみて分かったメリット」を書いていきます。
強制的に生活リズムが整う
新聞配達は、とにかく朝が早い仕事です。
そのため、夜更かしはほぼ不可能になります。
「明日は早く起きないといけない」
そう思うだけで、自然と
・夜ふかしを控える
・早めに寝る準備をする
ようになります。
意志の力で生活習慣を変えるのが苦手な人でも、
仕事という強制力によって、早寝早起きが身につきます。
これは想像以上に大きなメリットでした。
午前中の時間を自由に使える
新聞配達は早朝で終わるので、時間だけ見れば午前中が空きます。
ただ実際は「眠さ」や「早く寝なきゃ」があるので、自由に感じるかは人によります。
自分の場合、午後から「ほっともっと」のバイトが入っていたので、
午前中は完全に自分の時間でした。
・ゆっくり休む
・好きなことをする
・勉強する
・別の活動に使う
こうした時間を毎日確保できるのは、かなり貴重です。
「時間がない」と感じている人ほど、このメリットは大きいと思います。
朝から体を動かせる
新聞配達は、軽い運動になります。
激しい運動ではありませんが、
朝から体を動かすことで、頭がスッと目覚めます。
一日をダラダラ始めるのではなく、
動きながらスタートできるのは意外と気持ちがいいです。
スクーターの技術が身につく
自分は車は持っていましたが、
新聞配達を始めるまでスクーターに乗ったことがありませんでした。
最初は
「ガソリンってどこから入れるの?」
というレベルです。
ですが、毎日乗るうちに自然と慣れます。
自分の場合はスクーターをもらえたので、
慣れてからは近所の買い物にも使うようになりました。
結果的に、生活の選択肢が増えたのはプラスでした。
人間関係のストレスがほぼない
新聞配達の大きな特徴は、人と関わらないことです。
朝が早いため、
・配達中に誰かと話すことはほぼない
・基本的に一人作業
コミュニケーション能力は、ほとんど必要ありません。
極端に言えば、
挨拶・声出しすら不要な日もあります。
会社の人と会うのは、
・引き継ぎ
・給料をもらう時
くらいです。
接客や人間関係に疲れている人には、かなり楽な環境だと思います。
特別な資格や経験が不要
新聞配達は、未経験でも始めやすい仕事です。
特別なスキルがなくてもできるため、
副業として収入を増やしたい人にも向いています。

自転車なら無資格でもできるよ
服装が自由、生活が前倒しになる
服装の自由度が高いのも、地味に嬉しいポイントです。
また、生活リズムが前倒しになることで、
早い時間からお酒を飲んで、早く寝るという生活も可能になります。
以前は21時頃から飲んでいましたが、
新聞配達をしていた頃は、16時頃から飲んで早めに就寝することもありました。
このリズムが合う人にとっては、かなり快適です。
新聞配達で実際にやってしまった失敗談

新聞配達は、慣れてくると単調な作業に見えます。
ですが、気を抜くとすぐにミスが起きる仕事でもあります。
ここでは、実際に自分が経験した失敗談を正直に書きます。
これから始める人には、ぜひ知っておいてほしい内容です。
配達し忘れに気づいた時の絶望感
配達が終わって、
「よし、終わった」と思った瞬間。
新聞が1部、手元に余っている。
この時の焦りは、かなりのものです。
どこか一軒、確実に配達し忘れています。
問題は、どこか分からないこと。
記憶を必死にたどりながら、
「たしか、あの家は入れてないかも…」
と思い出して、再度配達しに行くことになります。
暗い中、静かな住宅街をもう一度走るのは、
精神的にもかなりきついです。
新聞の種類を間違えて投函してしまった
配達エリアには、
複数種類の新聞を取っている家があります。
・A新聞
・B新聞
・夕刊あり/なし
これを間違えて投函してしまうことが、たまにありました。
見た目はほぼ同じなので、
疲れている時ほど間違えやすいです。
当然、後からクレームにつながります。
「ただ入れるだけ」の仕事に見えて、
意外と集中力が必要だと痛感しました。
寝坊によるクレームは完全に自分のミス
正直に言います。
寝坊してクレームが入ったことは、何回かあります。
これは、完全に自分が悪いです。
新聞は、
「いつも同じ時間に届く」
ことを前提にしている人が多いです。
少し遅れるだけでも、
「新聞が来ない」とすぐに電話が入ります。
しかも、自分の場合は少し事情がありました。
自分が働く何年も前に、
兄が同じ会社で新聞配達をしていたのです。
そのため、クレームが入ると雇用主から、
「お兄さんは、こんなことなかったのに」
と、比較されて怒られることもありました。
これは精神的に、結構きつかったです。
スクーターで転倒したこともある
配達中に、
普通にスクーターで転倒したこともあります。
幸い大きなケガはありませんでしたが、
新聞配達は天候に関係なく行います。
・雨
・雪
・凍結
・落ち葉
条件が悪い日は、転倒のリスクも高くなります。
「慣れてるから大丈夫」
そう思った時ほど、危ないです。
ここまで読んでいただくと分かると思いますが、
新聞配達は 誰にでも簡単におすすめできる仕事ではありません。
向いている人もいれば、
正直、かなりしんどく感じる人もいます。
新聞配達におすすめのバイクについて
こちらの記事で詳しく書いています。
→新聞配達のバイク選びを間違えると地獄を見る
自分が最終的に新聞配達を辞めた理由

新聞配達を辞めると決めたのは、
何か一つの出来事が原因だったわけではありません。
正直に言うと、いくつかの小さな「しんどさ」が積み重なった結果でした。
「そろそろ限界かも」と感じ始めた違和感
まず最初に感じたのは、
「なんか、普通にしんどいな」という感覚でした。
朝は毎日早い。
休刊日以外は基本的に毎日仕事。
夜は早く寝ないといけないので、友達と遊ぶこともほぼできない。
一つひとつは耐えられます。
でもそれが毎日、ずっと続くとなると話は別でした。
「慣れれば楽になる」と思って始めた仕事でしたが、
慣れても楽にはならず、
慣れた分だけ「しんどさ」が日常化していったという感じです。
スクーターの不具合が地味にストレスだった
追い打ちをかけたのが、スクーターの不具合でした。
以前、配達中に一度スクーターで転倒したことがあり、
その影響で一部が破損していました。
通常、スクーターは
ハンドルをまっすぐにしてセンタースタンドを立てます。
でもその部分が壊れてしまい、
ハンドルを横にしないと直立しない状態になっていました。
これが地味に面倒で、不安定。
毎回
「ちゃんと立ってるよな?」
と気にしながら配達する必要があり、
小さなストレスが積み重なっていきました。
決定打になった「スクーター川落下事件」
そして、ある日事件が起きます。
川沿いのお宅に新聞を配達する時のことでした。
いつも通り、川の横にスクーターを停め、
ハンドルを横にして新聞を取り、配達へ向かいました。
すると、
「ガチャーン」
という音。
嫌な予感しかしません。
慌てて戻ると、
スクーターごと川に落ちていました。
新聞はすべて川に流れ、
スクーターは完全に故障。
さらに最悪なことに、
携帯電話は電池切れ。
完全に詰みました。
助けを求め、現実を突きつけられる
少し離れた場所に、
朝から電気がついている工事現場の事務所のような建物があり、
そこで電話を借りました。
かろうじて覚えていた家族の番号に電話し、迎えに来てもらう。
その後、雇用主にも連絡。
幸い、会社には予備の新聞があったようで、
その日の配達自体はなんとかなったそうです。
でも、自分の中では
完全に心が折れていました。
車での配達が「最後の一押し」になった
スクーターは使えなくなり、
その後は車で配達することになりました。
当然ですが、
スクーターよりも燃費は悪く、
ガソリン代は自己負担。
- 朝が早い
- 夜に遊べない
- 毎日仕事というプレッシャー
- さらにコスパの悪化
これらに耐え続ける理由が、
自分の中で見つからなくなりました。
そして、
新聞配達を辞める決断に至ります。
辞めた後に残った「現実的な出費」
ちなみに、壊れたスクーターは廃棄する必要があり、
廃棄にも普通にお金がかかりました。
「副業で稼いだはずなのに、
結果的に出費も増えたな…」
そんな現実も、正直に言っておきます。
新聞配達が合わなかった自分は、その後どうしたか

結論から言うと、
新聞配達を辞めたあと、ほっともっとの仕事一本になりました。
正直に言うと、
「この選択でいいのかな?」
「ちゃんと生きていけるのかな?」
そんな不安は、もちろんありました。
でも、結果としては——
いろいろなストレスから一気に解放されました。
毎朝のプレッシャーがなくなった
新聞配達をしていた頃は、
毎日「早く寝なきゃ」「寝坊したらどうしよう」という意識が、
常に頭のどこかにありました。
夜に友達と会っていても、
お酒を飲んでいても、
どこか落ち着かない。
「明日の朝があるから」という理由で、
楽しみきれない時間が続いていました。
それがなくなっただけで、
気持ちは驚くほど楽になりました。
夜に自由な時間が戻ってきた
ほっともっとの仕事は、
基本的に日中〜夜のシフトです。
新聞配達を辞めてからは、
- 夜に友達と遊べる
- 急な飲み会にも行ける
- 何時に寝ても怒られない
この「当たり前」が、
こんなにもありがたいものだったのかと実感しました。
以前は、
21時にはお酒を切り上げて、
早く寝る準備をしていた自分が、
気づけば
夕方からゆっくりお酒を飲んで、そのまま自然に眠る
そんな生活に戻っていました。
「自由を取り戻した感覚」が一番大きかった
収入だけを見ると、
新聞配達+別のバイトをしていた頃の方が
多少は安定していたかもしれません。
でも、今振り返ると、
自分にとって一番大きかったのはお金ではなく、
- 時間の自由
- 気持ちの余裕
- 生活のリズムを自分で決められる感覚
でした。
毎朝決まった時間に起きなければいけない生活から解放され、
「今日はどう過ごそうか」と考えられるようになった。
この感覚は、
新聞配達を続けていたら、
きっと得られなかったと思います。
ほっともっとのメリットは
こちらの記事で詳しく書いています。
→ほっともっとのバイトを続けて良かったこと
辞めたことで、自分の「向き不向き」がはっきりした
新聞配達は、
決して悪い仕事ではありません。
実際、
長年続けている人もいますし、
自分に合っている人にとっては
とても合理的な仕事だと思います。
でも、自分の場合は違いました。
- 毎日同じ時間に縛られる
- 休みづらい
- 天候に左右される
- 生活全体が仕事中心になる
これらが、
少しずつ、確実にストレスになっていたのだと思います。

辞めてみて初めて、
「自分はこの働き方が合わなかったんだな」と
はっきり分かりました。
無理をやめたら、生活はシンプルになった
新聞配達を辞めて、
仕事を減らしたことで、
- 生活はシンプルに
- 気持ちは軽く
- 自分のペースで考える余裕
が生まれました。
「もっと頑張らなきゃ」
「朝が弱いのは甘えだ」
そう思っていた頃よりも、
今の方がずっと健全だったと思います。
新聞配達が合わないと感じた人は、他にどんな仕事があるのか

新聞配達は、人によっては本当に相性が分かれる仕事です。
朝の早さ、毎日休みなく続くルーティン、天候に左右される環境。
「向いていない」と感じるのは、決して甘えではありません。
では、新聞配達が合わなかった人は、次にどんな仕事を選べばいいのでしょうか。
新聞配達が向いているかどうかは
こちらの記事で確認してください。
→新聞配達に向いている人・向いていない人の特徴7選
① 同じ「一人作業」でも時間帯が違う仕事
新聞配達が合わなかった理由の一つに、
「朝が早すぎる」「生活リズムが合わない」という人は多いです。
そういう人には、以下のような仕事があります。
- 夜間清掃
- 深夜の品出し
- 閉店後の飲食店清掃
- 工場の夜勤(固定シフト)
一人で黙々と作業できる点は新聞配達と似ていますが、
生活リズムが自分に合うだけで、ストレスは大きく減ります。
② 配達が嫌だった人は「軽作業」に目を向ける
配達そのものが苦手だった人もいると思います。
- 天候に左右される
- 外での事故リスク
- 常に時間に追われる感覚
こうした点が合わなかった人には、
屋内でできる軽作業がおすすめです。
- 工場のライン作業
- 製本・梱包・仕分け
- 倉庫内作業
- 美装・清掃業務
体を動かしつつも、
天候や交通状況に左右されないのは大きなメリットです。
③ 「毎日同じ」がしんどい人はシフト自由の仕事へ
新聞配達は、良くも悪くも「毎日同じ」です。
これが安心感になる人もいれば、
逆に息が詰まる人もいます。
そんな人には、
- 飲食店のシフト制バイト
- 弁当屋(例:ほっともっと)
- コンビニ
- 単発・日雇いバイト
など、シフトに融通がきく仕事が合いやすいです。
実際、私自身は新聞配達を辞めた後、
ほっともっと一本に絞りました。
朝の配達がなくなり、
- 夜に友達と遊べる
- お酒も飲める
- 生活の自由度が一気に上がる
「働いているのに、ちゃんと自分の時間がある」
そんな感覚を初めて持てました。
④ 新聞配達を辞めた経験は「無駄」にならない
新聞配達を辞めると、
「続かなかった自分はダメなのかな」と思う人もいます。
でも実際は逆で、
- 早朝に起き続けた継続力
- 一人で責任を持って回る経験
- 体力・忍耐力
これらは、どんな仕事でも評価される要素です。
合わない仕事を続けるより、
合わないと気づいて方向転換できたこと自体が、
一つの「前進」だと思っています。
新聞配達が合わなかったあなたへ
新聞配達が合わなかったからといって、
「働くこと自体が向いていない」わけではありません。
ただ、
その仕事があなたに合っていなかっただけです。
世の中には、
- 朝が苦手な人向けの仕事
- 一人が好きな人向けの仕事
- 自由度を重視する人向けの仕事
いくらでもあります。
無理に「向いていない仕事」に自分を合わせるより、
自分に合う仕事を探すほうが、ずっと楽に生きられます。
新聞配達が合わなかった自分が、次の仕事を見つけるためにやったこと

新聞配達を辞めると決めたあと、正直なところ不安はありました。
「次、どうしよう」
「また合わなかったらどうしよう」
でも一つだけ決めていたのは、
次は“生活がしんどくならない仕事”を選ぶということです。
そこで役に立ったのが、
フリーター向け・バイト向けの求人サービスでした。
ハローワークよりも「求人サイト」が楽だった理由
最初はハローワークも考えましたが、
- 平日昼間しか行けない
- 窓口で説明するのが正直めんどう
- 条件検索がしづらい
と感じて、結局あまり使いませんでした。
一方で、求人サイトは、
- スマホで完結
- 深夜でも検索できる
- 「早朝なし」「シフト自由」など条件で絞れる
という点が、自分には圧倒的に合っていました。
新聞配達が合わなかった人に向いている求人の探し方
新聞配達がしんどかった人は、
次の条件を意識して探すと失敗しにくいです。
- 早朝勤務なし
- 週3〜OK
- シフト自由・自己申告制
- 屋内作業メイン
この条件で探すだけで、
体力的・精神的な負担はかなり減ります。
実際、私はこの条件で探して
ほっともっとの仕事に一本化しました。
結果的に、
- 朝のストレスがなくなる
- 生活リズムが安定する
- プライベートの時間が増える
と、かなり楽になりました。
「合わなかった仕事」を基準にすると、次は失敗しにくい
大事なのは、
「どんな仕事が向いているか」よりも、
**「どんな仕事が合わなかったか」**をはっきりさせることです。
新聞配達が合わなかった人は、
- 毎日同じルーティンが苦手
- 朝型生活が無理
- 一度のトラブルが致命的になる仕事が不安
こうした傾向があるはずです。
求人サイトなら、
そういった条件を最初から外して探せます。
無理して続けるより、合う仕事を選んだほうがいい
新聞配達を続けていたら、
体力的にも精神的にも、
正直もっと消耗していたと思います。
辞める決断をしたからこそ、
今の生活があります。
もし今あなたが、
- 新聞配達がしんどい
- 辞めたいけど次が不安
- 自分に合う仕事が分からない
そう感じているなら、
まずは求人を眺めるだけでもいいと思います。
「こんな働き方もあるんだ」と知るだけで、
気持ちは少し楽になります。
もし“人と関わる仕事そのものがしんどい”なら、人と話さない仕事の探し方をまとめています →接客が無理な人へ|人と話さない仕事の探し方とおすすめ職種まとめ【実体験あり】
新聞配達は「楽か・きついか」ではなく「合うか・合わないか」で決まる

ここまで読んでくれた方は、
もう何となく分かっていると思います。
新聞配達は、
「楽な仕事」でもなければ
「誰にでもきつい仕事」でもありません。
合う人にとっては、かなり快適な仕事です。
人と関わらず、黙々と働けて、
朝の数時間でお金を稼げる。
一方で、
合わない人にとっては、確実に消耗する仕事でもあります。
- 毎日早起きしなければならない
- 天候に左右される
- 休みにくい
- 生活リズムが縛られる
これらが少しずつストレスになり、
「気づいたらしんどくなっていた」という人も多いはずです。
僕自身も、
「最初はできると思っていたけど、続けるほど違和感が大きくなった」
その一人でした。
だからこそ、
この記事を読んでほしいのは、
- これから新聞配達を始めようとしている人
- いま続けるか、辞めるかで悩んでいる人
です。
無理に続ける必要はありません。
新聞配達が合わなかったからといって、
あなたがダメなわけでも、根性がないわけでもないです。
仕事には、
向き・不向きがあるだけです。
もしこの記事を読んで、
「これは自分には合わなさそうだな」
「もう少し別の働き方を考えてみたいな」
と感じたなら、それはとても健全な判断です。
「人と関わらない仕事がいい」という方向に進みたい人へ。配達以外の選択肢もまとめています。
実際、僕自身も新聞配達を辞めたあと、
別の仕事に切り替えたことで、
生活も気持ちもかなり楽になりました。
この先の記事では、
- 新聞配達が合わなかった人に向いている別の仕事
- 同じように「一人で黙々とできる仕事」
- 自分に合う働き方の見つけ方
についても、
実体験ベースで正直に書いていく予定です。
「きつい仕事を我慢して続ける」より、
「自分に合う仕事を選ぶ」。
その判断材料のひとつとして、
この記事が少しでも役に立てばうれしいです。






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